2024-2025年度運営方針と事業計画

 2024-25の松江ロータリークラブ会長就任にあたり、今年度の活動について述べさせていただきます。

 世界のロータリー会員状況は2023年7月1日現在、世界で1,153,717人、36,860クラブ 日本で82,097人、2,200クラブです。今年度の国際ロータリー会長は米国ペンシルベニア州McMurrayロータリークラブのステファニーA.アーチックさんで2人目の女性会長です。1991年ロータリー入会以来、各国での活動に参加し、その時の出来事から今年度のテーマが発想されました。

 今年度のRIテーマは「ロータリーのマジック(The Magic of Rotary)」です。これは女史がドミニカ共和国での浄水器設置活動の中で、少年が泥水をフィルターに通すと飲料水になるのを見て「マジックのようだ。もう一度見せて」といったことに起因しています。奇をてらうのではなく、予想しない結果をもたらすことがロータリーの底力で、魅力であるとしています。 
 第2690地区の地区ガバナーは岡山南ロータリークラブの榊原 敬氏です。地区スローガンは「未来への架け橋をつくろう」です。コロナ禍の自粛から、社会活動が少しずつ戻り、地域に役立つ奉仕活動を再興したいとの考えがあります。第2690地区でも会員減少が進み1996年最大4,254人が2024年1月で2,944人までとなり3,000人への回復を目指します。財政状況が厳しい中で組織の再編効率化を進め、奉仕活動の推進とクラブの活性化を図りたいとしています。

 さて、今年度の松江ロータリークラブのスローガンは「気づき」とさせていただきました。RIアーチック会長と同様、ロータリーを通じての出来事で、ある方の祝賀会に参加しました。通常ではお会いできない各界の方々と交流する機会を得て、それを生かすも殺すも自分の意識によると再認識しました。「意識の違いが結果の違いになる」とかconnecting the dots「点と点をつなぐ」(スティーブジョブズ)など機会を捉えて行動する大切さがこれまでも指摘されています。ロータリーの良さは業界の違うもの同士が週に一回、ひざを突き合わせて会話して、ゲストスピーカーを含めて卓話を拝聴する、正に神が与えてくれたチャンスです。
 一にも二にも親睦を旨として、具体的に1)例会にて ①例会へのリアル参加を呼び掛ける。②クジ引きなどで多くの会員と交流する。③卓話の最後に質問時間を設けて、より深く講演者と関わる。④ゲストスピーカーとして幅広く招聘する。⑤職場例会に参加し、最新の技術、話題に触れる。

2)親睦会にて ①家族忘年会 ロータリーの楽しさをご家族の方に広める。②合同例会も積極的に参加し、知己を得る。

 最後に地区補助金事業として「国宝松江城魅力アップ大作戦」を企画しました。市民の皆さんとともに松江城の魅力をさらに向上すべく活動します。会員の皆様にご支援ご協力いただきますようお願い申し上げます。

会長 堀江 貴